金融機関などで行われる与信審査とは?

与信というのは信用を供与するというもので信用を必要とする場合に審査を行って、その結果をもって貸付限度額などを設定するのに使われているものです。身近なものとしては、クレジットカードを利用する場合や消費者金融や銀行などでローンを組む場合などに行われているものになります。これらは金融機関がお金の貸付を行うという行為ですから、そのお金を借りる人がちゃんと返済できる能力があるか調べるもので、また具体的な金額を設定するものです。与信審査の基準としては利用者の収入や資産を調べるというもので、これは個人であっても法人であっても同じです。

個人の場合には給与明細や確定申告書などをもとにして収入を調べ、また他の与信を必要とするサービスの利用状況を見て決定されます。大きな融資となった場合には担保を求める場合もあり、担保の大きさによってその度合いも変わってくるものです。法人の場合にも事業内容や収益性といった点で審査が行われるもので、その内容に見合った与信が行われます。与信審査は、必ずしもすべての業者で同じ基準で行われているわけではなく、例えばお金の借りやすい消費者金融やクレジットカードでも利用しやすい信販会社であれば、少額の利用限度額であれば、それほど厳密な審査が行われるわけではありません。

一方で利用限度額が大きくなる場合には厳密な審査が行われることになりますし、またブランド力の強いクレジットカードなどでは求められる基準が高くなります。

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